病室のシンプルライフは難しい|療養環境の整理整頓に協力
ミニマリストなのに自分の体(血液)に脂質をたっぷり溜め込んでしまい、心筋梗塞を起こしてしまったお片付けマニアのbeeblgです。
13日間の入院治療を経て退院しましたが、引き続き治療が必要とのことで再入院となりました。
今回は2泊3日で4人床の病室です。

パーソナルスペースはほんとうに限られています。
病棟の廊下には「療養環境の整理整頓にご協力ください」の貼り紙がありました。
注意事項としては、「床にモノを置かない」、「食べ物を放置しない」、「テーブルは食事の場でもあるので清潔に」、「煩雑な場所での服薬は薬間違いを起こすので環境を整理しましょう」です。
長期入院の方などは、どうしても病室にモノを持ち込んでしまうのだと思いました。
そして、医療従事者の方たちは治療や看護に支障をきたしてしまいお困りなのだと。
うむ。これはちゃんと協力しないといけません。

特に服薬は大事です。
モノを置くスペースが少ないので、ミニマリストを自認していても、必要なモノを身の回りに並べておくだけで、油断するとすぐごちゃごちゃしてしまいます。
病室はアメニティが充実したホテルのシングルに泊まるような感覚とは似て非なるモノですね。
前回は個室に5日間もいたので、ちょっと贅沢になっていました。
空間も広いし、窓もあり、外の景色も眺められます。
トイレとバスルームも完備されたホテルのシングルルームのようでした。
いや、ちょっとしたビジネスホテルよりも広いくらいです。
経験としてはよかったですが、次はないです。
ましてや、人生の最後に高額な差額ベッドで過ごせるなんてとても思えないですから。
人生に必要なモノを考えるなら、病室でいかに必要十分なシンプルライフをおくれるかが大事だと改めて思います。
余談ですが、ふとNetflix オリジナル作品「クイーンズ・ギャンビット」第一話のカトリックの孤児院の様子が浮かびました。
主人公のベスはたった一人の肉親である母親を自動車事故で亡くし、カトリックの孤児院に引き取られます。
彼女たちの寝室は大部屋にベッドがずらりと並べられており、個人のスペースはベッドサイドの棚のみ。
人の基本スペースはベッドと棚一つ。
「クイーンズ・ギャンビット」
クイーンズ・ギャンビット | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
チェス界にすい星の如く現れた神童。だが、栄光への一手を打つたびに、若さとひらめき、強迫観念が彼女を極限まで追い込んでいく。
日本だったら起きて半畳寝て一畳ということなのでしょう。
江戸時代の木賃宿は屏風で仕切られていただけ。
リュック一つに自分の人生をまとめられるように退院後も意識を変えていこう!

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